網入ガラスは、溶融時のガラスの中に金網を挿入したガラスです。
特に防火性にすぐれ、フロート板ガラスに比べ飛散防止性も備えています。
型板ガラスに金網を挿入したものと、表面を研磨し透明ガラスにした磨きガラスがあります。(製造工程でコストがかかるため高価になります。)
見た目は金網が入っていてガラスが厚い分、強度があるように思われがちですがガラスに異物が入っている分、同厚程度のフロート板ガラスよりも強度が劣ります。
網入ガラスは、地震などで万一割れてもガラスの破片が飛散しにくいため、普通の板ガラスと比較して破片による傷害の危険が少なくなります。
ガラスが割れても破片は金網に支えられ、穴があいたり崩れ落ちたりしにくいので、火炎や火の粉の侵入を防ぐ効果があります。外壁の防火性能が必要とされる開口部に使用できます。(建設省告示1360号)
網入りガラスは、普通の板ガラスに比較して網材・線材が挿入されているため、心理的抵抗感を与える効果があります。
ガラスに挿入された金属によって、ガラスの存在が確認できるので、普通のフロート板ガラスに比べて、衝突事故が少なくなります。
「菱」「クロス」「縦」の3タイプをご用意しております。(この下で写真をご紹介しております。)
各種ガラスのカットサンプル(約7×7cm)を販売しております。
サンプルだけのご注文も承っておりますので、お気軽にご利用ください。
カットサンプルはガラスの自動販売機でご購入いただけます。
[1] サイズをミリ単位でご指定いただけます
[2] 厚さはすべて6.8ミリです
[3] ガラスの種類をお選びいただけます
[4] ワイヤーの種類をお選びいただけます
※ 網入りガラスのエッジ加工は「角すりつぶし」のみとなります。